クリエイティブ×モラトリアム

SF,漫画,カードゲームが好きな情報系大学院生の独り言。主に漫画や映画の感想。たまに技術的なことも…

『ザ・ディスカバリー』映画の感想(ネタバレ) 死後の世界の存在が証明された!?

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原題:The Discovery 
製作国:アメリカ 
製作年:2017年 
日本では劇場未公開:2017年にNetflixで配信 
監督:チャーリー・マクダウェル 
 
評価 5/10 微妙…
 
あらすじ
科学者である父が死後の世界が存在するという証明を世間に発表した。その存在により、死後の世界に希望を求めた人たちによる自殺が世界中で大量に発生した。それでもなお研究を続ける父に対して、研究をやめるように止めにいく息子のウィル。同じく自殺志願者の一人の女性と出会い、恋に落ちる。恋の行方と死後の世界とは?的なお話
 
感想
予告を見た印象では、「死後の世界が証明された」という面白い設定のSF作品だと思った。最初から中盤までの研究を進めて、死後の世界を録画するという実験まではそれなりに食いついていた…けどオチがちょっと残念でした。後半は実験により死者が見ている映像を可視化することに成功するが、この映像がなんなのか?を探っていきます。過去の記憶なのか?死後の世界なのか?と謎を解いていく物語の盛り上がり部分では、最終的な結論が別世界軸の映像というオチ。人間は死ぬと人生で後悔した分岐点まで戻り別世界軸としたまた人生が始まる。死ぬと過去に戻るという永遠にループの中で生きて行く。という死後の世界の解釈でした。これが発表されたら自殺が止まるどころかみんな自殺しちゃうよ。。。監督は自殺肯定派なんですかね?結局なんかすっきりしない感じです。主人公も死んじゃうし。彼女も死ぬし。最後の10秒くらいの謎の映像も意味がわかりませんでした。。。
 
うーん映画に関係ないけど、文章を書くのって難しい…